イクミナルでは、不登校に関する生の声をお預かりして、

不登校の正しい理解を拡げる活動をしていきたいと考えています。

 

私たちは無意識に学校に合わせることを選んでいますが、

本来は子ども一人一人に合った学び方があるはずです。

子どもの興味関心の在り方と

教育する側のやり方とのギャップを視覚化して

不登校を社会的な課題として話し合う場を設けたいと考えております。

 

不登校だからといって、沈黙する時代は終わりです。

是非、皆さまの経験談をお聞かせください。

以下に企画の内容を記載いたしました。

 

 

 

対象:

お子さまの不登校を経験された保護者の方
回収したデータを取りまとめて不登校の正しい理解浸透のために使用することにご了承いただける方

目標回収数・回収期間:100件/2018年7月初旬~7月末

現在20件弱集まっています。更なるご協力をお願いいたします。

目的:

不登校の子を持つ家庭の困り感を視覚化する。
それを伝えて、不登校に対する正しい理解を広める
不登校で苦しむ子どもを減らすために、不登校を社会的な課題と捉え、当事者以外ができることを様々な立場の方と共に考える場を持つ。

アンケートからわかること: 

不登校になるきっかけ
不登校になった時の子どもの気持ち
子どもが不登校になった時の親の気持ち
不登校の親子と、学校や周りの人との認識のギャップ
不登校家庭が本当に欲しい理解と支援とは何か

スケジュール(2018年~2019年にかけて)

7月:アンケート実施(第一回目)
8月:アンケートまとめ→書式化→PDF配布
9月:フィードバック回収→様々な立場の方によるディスカッション
10月:アンケート実施(第二回目)
11月:アンケートまとめ→ディスカッション
12月:最終的な形式決定
1月:作成開始
2月:完成
3月:配布開始
以降、各地でお話会等開催予定。

 

配布先

学習塾・小児科・保育園・幼稚園・適応教室・学校の保健室・児童発達支援センター・放課後デイサービス施設・教職を志す学生・親子関係のサポートにあたるカウンセラーさん・メンタルフレンド提供施設など

 

なぜこの活動をしようと思ったのか

 

イクミナルは、子どもの不登校を経験した親が運営している団体です。今は、それぞれの子どもに合った道を選んで過ごしており、保護者の方からの相談を受けたり、居場所を運営しているメンバーがほとんどです。また交流会やSNSを通じて、メンバー全員を合わせたら少なくとも300名以上の方々とやり取りをしてきました。

その中で感じているのは、不登校になった時の孤独感や不安の大きさは計り知れないということです。

体や心の不調や、生活全般に及ぶ調整の連続で、親子共に不安定な日々が続きます。

暗中模索感の中で、普段ならやり過ごせるような言葉が、ぐさりと深く心に突き刺さります。

情報も真の理解者も少なく断片的なことが、孤立感を強めます。

 


 

不登校の子どもが学べるサービスも増えていますが、その段階に至るまでこそが応援の欲しいところです。

サービスを提供する側と、両方の立場が見える私たち経験者は、その間を埋めるきっかけ作りをしていきたいと考えています。

支援という上下関係ではなく、応援やサポーターとして寄り添ったり後ろから支える存在が必要です。

不登校に絡んで、想像しにくい不便さや理不尽なことがたくさんあるのです。

その役割を担える人を増やすためにも、まずは不登校の現状についての理解が必要と考えてこのアンケートを行うことにしました。

そして、この先どのようなアクションなのか。

不登校を個人の問題ではなく

社会の課題としてさまざまな立場の方と共に考えていきたいです。

 

 

 

ご協力くださる方には

苦しかった時の記憶を呼び覚まさせるようで申し訳ありません。

 

不登校の経験を何か意味の在ることに変えたい

同じような想いをする方が一人でも減ったらよいのに。

という想いを抱いてらっしゃる方で可能な方には

是非ご協力いただければありがたく存じます。

 

ご協力いただいたアンケートの結果は

ホームページやFacebookで公開してまいりますが、個人が特定されないよう十分配慮いたします。

ご不明な点、ご心配なことなどございましたら、メールでお問合せください。

よろしくお願い申し上げます。

イクミナル
ikuminal@gmail.com
代表 加藤佳子