新潟市でこの春小4になった娘とホームスクーリングを実践中のス
過去記事にも書きましたが、
その本のタイトルは、
「HSC ひといちばい敏感な子」
(1万年堂出版 エレイン・N・アーロン著 明橋大二訳)
娘が生まれて以来、
先日、この本を翻訳した明橋大二先生(真生会富山病院 診療内科医)の講演会に行ってきました。
そこでお聞きした、
「傷つきやすさ・
の内容を、こちらで数回にわたりご紹介していきたいと思
【HSCとは?】
・アメリカの心理学者 エレイン・N・
・1996年にアーロン氏の著書「ひといちばい敏感な人」
・HSPの研究過程において、HSPの人たちは子ども時代からすでに敏感で生きづらさを抱えながら
そこからHSCについての研究も進んでいった。
・2002年には著書「ひといちばい敏感な子 Highly Sensitive Child」がアメリカで出版され、
(翻訳者は 子育てハッピーアドバイスシリーズの著者である明橋大二先生)
【HSCの特徴】
①感覚的に敏感
・聴覚…小さな音でも聞き分ける。ガヤガヤした場所が苦手。
・嗅覚…匂いを嗅ぎ分ける力が鋭い。
・味覚…隠し味を当てることができる。
・触覚…洋服のタグなどチクチクしたものが苦手。
②他人の気持ちに敏感
・人の気持ちを察知する。
・人が苦しんでいることを自分のことのように体験する。
・相手がどうすれば心地よくなるか、すぐにわかる。
・人に優しく平和主義。暴力的な言葉がけやケンカか苦手。
学校生活においては、
③環境やモラルに敏感
・新しい環境に慣れるのに非常に時間がかかる。
(新入学、新クラス、
・多くの人がいる場所は刺激を受けすぎて疲れてしまう。
・ビックリさせられたり驚かされることは超苦手。
・正義感が強い。
【HSCについて知ってほしいこと】
・HSCは持って生まれた気質であり、病気や障害、
・割り合いは、全体の15〜20パーセント(5人に1人。
・HSC=敏感な子であるが、
・大人になっても敏感な気質は変わらない。
・発達障害、ADHDとは異なる。
(脳画像の研究などにより異なると言う専門家もいるし、
・環境によって作られるものではないが、
・日本の児童精神科医にはまだまだ浸透していない。
・良い環境で育てば、健康に育つ。
次回に続きます。