「桜」に寄せる想い

なぜ「桜」なのか?

学ぶ場を選んだ人のヒューマンライブラリー「桜」のネーミングを「桜」にしたいと思った理由を3つお話します。


★1つは、入学・卒業の象徴だからです。

日本では、進級進学は「春」ですが、学び場を選んだ人は入学も卒業もいつでも自由です。ここに来たらいつでも「桜」は咲いているよ、って言う場を持ちたかったのです。

桜には「遅咲き」「早咲き」「狂い咲き」もありますしね(*^^*)

好きな時に、どんどん咲いちゃいましょう。


★2つめは、「桜は絶対咲く」と誰もが信じて疑わないからです。

桜が毎年見事な花を咲かせてくれるのは何故でしょう?

当たり前なのでしょうか。

これは、みんなが「咲く」って信じて待っていてくれるからじゃないでしょうか。

桜に対してと同じように、子どもを信じて疑わない親がいてくれるから、子どもは歩み出せる。

挫折や孤独を味わった後で、勇気を出して動こうとするとき、力になるのは、何があっても自分を信じ抜いてくれる人の存在だと思うのです。

桜と同じように、我が子も我が子らしく、咲かないわけがない。

そう信じるお母さんのヒューマンライブラリーです。


★3つ目。桜は「日本の象徴だから」です。

「不登校」は日本特有の概念です。

外国に行くと「ホームエデュケーションという意味でしょう?」と言われます。

日本で、学校で不登校になって、悲しい想いをしても、それでも私たちは、日本が好き。

美味しい食べ物、繊細な心遣い、美しい四季など、今は、グローバル化社会が進むから余計に、日本にしかない素晴らしいものの存在を知っている子どもも多いでしょう。

これから大きくなって、別の国の人と話す時や、外から日本を見る機会を持った時に、子ども達が日本で育ったことを誇りに思えるような環境を創りたいものです。

このページは、「不登校をグローバルに考える会」という名前で運営していますが、単なる日本教育批判や海外教育迎合をするつもりはなく、日本人で在ること、日本に生きていることは変わらないから、グローバルな視野も持ちつつ、自分にあった学びのカタチを模索することが大切だと思って運営しています。

学ぶ場を選ぶことが、当たり前の時代も、あっという間に来るかもしれませんが、今の日本では、学校以外の学び場情報は貴重です。

Made in Japanの今までにない教育の在り方が生まれたら面白いですね。

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