おはよう日本の放送を受けて伝えたいこと

昨日、NHKおはよう日本にて、「学校に行くのが辛いと感じる子を持つ親の駆け込み寺」として、イクミナルの活動が紹介されました。
 
非常に配慮を感じる取り上げ方でした。
イクミナルは、話す場・繋がる場だけでなく、学ぶ場など、いくつかの関わり方を用意しております。
それはやはり、複合的な場があることにより、不安をマルっと包みこむことができると感じているからで、意図的にそうなることを目指してきました。
 
そして、今回は、【つながりがあることの大切さ】が主に伝えられておりました。
なぜそこだったのかについて書きたいと思います。
 
まず、不登校の子を持つ親は、誰かと話したい、つながりが欲しいと思っても、それすら得られないという状況が、普通に存在しています。
 
交流会や、親の会にも、親自身の仕事やお子さんの見守りのために、なかなか足を運べません。
 
心理的に、そこまでの力が湧いてこない段階の方々も少なくないです。
 
「ただ、ただ、つながりがあること」
「偏見を持たれずに普通に話せる場」
 
その当たり前のものが、もっと気軽に得られること。
 
参加者の声からも、その必要性を強く感じて、インターネット上の交流会を続けてきました。
 
今回の取材については、どのようなメッセージを届けるのか、たくさんやり取りをさせていただきました。
ひとつのメッセージに対して、起きうる反応を、複数名の意見をいただきながら、出来る限り想定しました。
その結果、何が大切で何を伝えたいのか?
それが「安心して話せること」だったのでしょう。
動きたい、話したいというシンプルな行動すら出来ずにいる方々に届けたい想いを、感じ取ってくださったからでしょう。
 
「たかが繫がり されど繫がり」
これをニュースにしてくださったことに敬意を表します。
 
動画もシェアできそうですので楽しみにお待ちください。
 
以下はキャプチャーですが、あとで動画に変えます。

そして、以下は大変恐れいりますが、イクミナルからのお願いです。
2点ございます。
お読みいたければ嬉しいです。
  
1点は、継続運営のための応援のお願いです。
 
今回取り上げられることとなり、
 
いつ誰が不登校になっても、 
 
「あそこに行ってごらん」
「あそこにアクセスしてごらん」
 
と言っていただけるよう、継続できる体制作りについて真剣に話し合いました。
 
それにより内部の仕組みを変更することとしましたが、まだまだ小さな親のグループです。   
 
皆、子どものことに配慮しながら活動しており、じれったく感じることもあります。
 
是非一般の皆さまにも応援を賜りたく、この場を借りてお願いをさせてください。
 
何かできることがあればと思ってくださる方 
 
ご支援賜わることができましたら幸いです。継続運営に役立たせて参りますので、よろしくお願い申し上げます。
 
寄付・応援
http://ikuminal.com/wptop/?page_id=1001

2点目は、理解普及についてのお願いです。
 
子どもの不登校の不登校は、日本財団の調査によると、中学生では10人に一人とも言われております。
 
つまり、10人に一人、その年代の子を持つ大人が不登校対応をしていることにもなります。
 
実際に、お子さんの不登校により休職・離職・転職するお母さんは、イクミナルの中だけでも何人もいらして、全国共通の潜在的課題と感じています。   
 
「子どもが不登校になった時に、何が必要か」
「どうしたら良いのか」
 
について、組織や企業の方々にも、前もって知っておいていただきたいです。
 
どこにでもお話しに伺いますので、是非お声掛けください。
 
関心をお寄せ下さり
本当にありがとうございます。
 
自分達にしかできないことをしっかりと見つめ
進んでまいります。
イクミナル
代表 加藤佳子

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