全員ミーティング報告②
ゴールデンウィークに入りましたね。ホッとされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今朝は、2回目のイクミナルの全員ミーティングを行いました。昨日はみぞれだった青森から、フリースクールは行き尽くせるという鹿児島まで、各地からご参加いただきました。
休暇に入ったからなのか、リラックスされた表情の方も多かった気がします。
初参加の方々は、参加するだけでとても勇気のいることだったかと思いますが、参加するというアクションを起こされたことを称えたいです。
オンラインにできること、出来ないこと。
両方あります。
それを認めつつ、以下のような話をしました。
・不登校って何だろう
・イクミナルが大切にしていきたいこと
・イクミナルの体制
(持続可能・創造の場でありたい)
参加者さんからは
「安心の場が構築されていることがわかった」
「利用するだけでなく、自分達で創っていく場なんだと感じた」
「年齢立場は関係ない」
「不登校はきっかけ、ひとつの入り口」
「学校に行く行かないにこだわっていたな、と気づいた」
などのコメントが寄せられました。
(本当はもっと素敵な言葉がたくさんあったのですが、上手くまとめ切れません)
イクミナルは、無機質なインターネット上でのやりとりが多く、「そんなので、ちゃんとフォローできるの?」と思われるでしょうし、一般的には理解されにくい場かもしれません。
オンラインのくせに、高望みしすぎているのかもしれません。
でも「ナルニア国」みたい。
出会えてよかったなんて言ってくださる方々がいて、
画面の中の相手に心を向ける。
耳を傾ける。
時にはホロリとする。
そんなお母さんを見た子ども達が、嬉しそうに観ていたり、いつもは出来ないことをスルっとやってのける、なんていう場面が生まれています。
もしかしたら、子ども達、画面に向かうお母さんとみて、「ゲームしている自分と同じようなことやってる」って感じていたりするのかも???
これもオンラインだからこそです。
面白い場に育ってきました!
この4月末までにそれを確認できたことを嬉しく思います。
オンラインのメリット、デメリット両方あります。
ただ様々なオプションがあって選べることは、生活の豊かさにつながります。
何かを排除するのではなく、怖がらずに手を伸ばしていらっしゃる。
その伸ばした先には、安心できる場があると信じられること。
そんな当たり前の「和」「輪」を拡げていきたいと感じる会になりました。
とある会員さんから「千手観音」という言葉が出て来ました。
不思議な感じがしたのですが、なんとなくその意味が分かってきたような気がします。
誰にでもどんどん手を伸ばしていくことはしませんが、伸ばす手の先にはきっと「わかりあえる」人がいる、という確信は持っています。
曖昧さや停滞は受け入れがたいこともあるけれど、それにはその価値がある。
人生100年もあればいろいろなことがありますから、時には引き算もいいよね。
そう感じられたら、生きるのはだいぶ楽になるのではないかと感じています。