イクミナルが大切にしていること

前の記事の続きを書きたいと思います。

今、日本全国の学校が、政府の要請により休校になっています。

そして、オンライン学習教材や、エンターテインメントコンテンツの無料配信がたっぷり紹介されていますね。

これ等は、確実に子ども達や子育て家庭にとっては救世主であり、多様な選択肢を持つ大改革です。

提供する側にとっては、知ってもらい、使ってもらうビジネスチャンスです。

ワクワクどきどきもしますよね。

このように双方にメリットがあるのですが、余りにそれが多数になってくると、プレッシャーのような何かしらの難しさが生じてくるのを感じていませんか。

それは、より良い選択肢を得ようとして、迷うからです。(非常に当たり前のことを言っておりますが)

情報の波に、飲まれてしまいそうになるのです。

このような時、何が必要か。

それは、恐れずに経験を積み、選択眼を養うこと

新たな選択肢があれば、自分に合うかどうか試してみても良いでしょう。しかし、 合わないと感じたら潔く止めて、他を探す。

受け身になって、誰かに正解を与えてもらうのではなく、選択肢が増えれば必ず何か合うはずと決めつけるのではなく、自分にあったスタイルを見つけていくことが大切でしょう。

混乱と情報過多にどう対応するか

今、発信の頻度を高めている活動やサービスは、認知度も上がるでしょう。ただ内容を見ていると 、どこか素晴らしさや完璧さをアピールするように見えます。(もちろん知ってもらうために必要なのですが・・・)

一方、イクミナルはというと、発信頻度は、そこまで高くない、むしろ少ない。更に弱さやできないこと、停滞を露呈しています。

これは、対話を繰り返して、さらけ出すことに怖さを感じず、むしろそこに意義を感じているがゆえと感じています。

「私たち、不完全です。漠然としたモヤモヤも抱えてます。でも、悩むことも不安を感じることも当たり前であって、そういう時間を大切にしています。よろしければどうぞ。」

こんなスタンスです。

ちょっと変な感じがするかもしれませんが、これがイクミナルが大切にしていることです。

より良い発展を目指すことは、人間として必要です。ただ、それに伴う失敗も成功も経験なんだと捉えることで、とても柔軟になれる。

柔軟さこそ強さだと思っています。

3年間交流を行ってきて、継続的に参加してくださっている方は、同じようなところに価値を感じてくださっているようです。

価値を感じているものを拡げていくことがミッションだとすれば、このようなスタンスは好ましいとは言い切れませんし、ビジネスとして行っている方々が、今動くのは当然の流れではあります。

イクミナルのような立場だからそう言えるのかも知れません。

それでも、今、この混乱の中、ただでさえ情報過多の状態で競ってアピールすることにあまり意味を感じません。

本当に大切なものを共有出来る方々とは、自然な流れの中で接点が生まれると思っています。

勢いやスピード感も大切で、それが叶うのが今の醍醐味なのでしょうけれども、それとは反対方向の矢印、つまり発展ではなく原点回帰という動きも大切にしたいところです。

価値観の押し付けになる危険性をはらむ 「してあげる」タイプの支援。

これは、「合わない」となった時に、責任追及の流れを生みやすいです。誰かのせいにしたくなるのです。

何が悪いか。何がよりベターか。それを考える前に、自分はどう感じているのか。目的は何か。

自分はどんな目的のために、何をやりたいんだろう・・・

そこに目を向けると選択上手になって行きますね。

ため息をつきたくも、怒りたくもなるけれど

何かの基準から外れたり、予期せぬことが起きたり、不公平を経験した時、どんな気持ちになるでしょうか?

それを制したい、変えたい、何とかしたいという気持ちや考えが生じた時、エネルギーにはなりますが、どうしても限界があります。何かをコントロールしようとすれば、反発・抵抗に合います。どちらが“正しい”かを競うことによって、疲弊してしまうことも多いです。

多様性を尊重し合う共生社会の創生は遠のき、結果的には対立や排除、つまり競争社会を助長することになってしまいます。

冷静に考えてみると、その道を選びたい人は本当はそんなにいないのではないかと思います。

何か問題が起きた時はチャンスです。ちゃんと身体も心も反応する。

やはりそれに従うのが一番の答えだと思います。

交流会やってます!

イクミナルはとても自立、自律した集まりです。

よろしければ、交流会、ご参加をお待ちしております。

第40回オンライン交流会
「この一週間を過ごして思っていること」
3月6日(金)21時半~開催 イクミナルスタッフ 

以上お読みくださり、ありがとうございました。

よしかわと加藤合作でお届けしました。

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