「本人がやる気にならないのに、無理やり勉強はさせられない」とは分かっていても、どうすればやる気になるのか、せめて高校ぐらいは出ておいた方がいいのではないか、など、いろいろな意見が出ていました。

いつも思うのですが、子どもの数だけ子育てがあるし、家庭もいろいろなので、「これ！」といった正解は出ないと思います。もし、出るとしたら、それは自分で自分なりの結論を出すときだと思います。

でも、他の人の意見は参考になります。いろんな人の意見を聞いて、自分を振り返り、子どものことをよく見て、パートナーと話しあって、考ていくことが大切ではないでしょうか。

そうなると、いちばん必要なのは、答えを得ることではなく、いろんな人と本音で話し合える環境をつくることかもしれませんね。親子やパートナーと、何でも言い合える関係を築くこと、その中から自分の家での子育ての正解は生まれてくるものだと思います。

一方的な考えの押しつけや、相手の意見を聞かない姿勢や態度からは、何も生まれてこないかもしれません。

今回の交流会後のアンケートでは、

「十人十色の学びへの考え方がある事が分かった」
「学びについて、視野が広かった」
「色々な親御さんのご意見を聞くことができて、良かった」

など、他の方の意見を聞いて参考になったとおっしゃる方が多かったようです。

考えの幅を広げるという意味では、それなりに有意義な時間を共有できたのではないでしょうか。

次回、8月以降も継続して､オンライン交流会は開かれますので、ぜひ、また一緒にお話ししたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします。

イクミナルスタッフ　蓑田