オンライン交流会がスタートしたきっかけ
オンライン交流会は2017年に、ニューヨークに住んでいるKanaさんとおっしゃる女性の声かけでスタートしました。
その時に名付けたタイトルが「不登校をグローバルに考える会」でした。
その流れは、こちらのFacebookページで汲んでいます。
海外在住の日本の教育者が、日本のお母さん達とやりとりするようになり、「うちの子、学校行ってないんです。」という家庭があまりにも多いことに驚かれたそうです。
そこで、実際どんなことが起きているのか知りたいということで、スタートすることになりました。
一旦それは中断したのですが、やはり交流の場は必要と感じて再開。
ここまでに、通算21回、毎回平均15名程度、のべ300人を超える方々と、オンライン上での出会いがありました。
孤立化し、情報のない中で、頼れるのはインターネットやブログ。
頼りになりそうなブログをみつけて、そこに希望を見出そうとしながらも、どこか儚げでリアリティのなさに不安を払拭しきれない。
そんな方々にとって、場所を変えなくとも、家にいながら交流の場が持てて、気になっていたことを生に聞ける。
そんなところがオンライン交流会のメリットだったのではないかと感じています。
「どうしたらいいのかわからない。」
という時に、答えも欲しいけれども
「あ~これでいいんだ。」
「答えはきっとそのうち見つかるんだね。」
そう想える場。
そう言う場こそが貴重で、そういう場を作っていきたいと思っています。
当初、グローバル・グローカルな考え方が、不登校となった時に、視野を広げることに役立つと考えて、「不登校をグローバルに考える会」としておりました。
もちろん広い世界を知ることは、今も価値観を変容して柔軟に生きることに役立つと考えておりますが、そのように感じる方ばかりでもないため、不登校や、そこからの歩み出しを応援できる場として「イクミナル」を運営しています。